2015年が始まりました。
「あけましておめでとうございます。」とご挨拶する日ですから、「おめでたいこと」をいつの間にかちょっと期待してこの日を迎えましたが、自分自身は特にいつもと変わらない目覚めでした。
家族で初詣に行き、おせち料理を食べました。お年玉を渡し合ったり、年賀状をウキウキしながら受け取ったりもしました。こういう日本のしきたりや行事をささやかに平凡に実行できるのは、それこそおめでたいし、とても幸せなことなのだと思います。
でもこの間、1月1日でなくても、日常には、ささやかにおめでたい瞬間ってたくさんあるなぁとふと思った時、今日をふつうに生きようと決めたのでした。
特別な日には、興奮するし真剣になるし夢中になって楽しむことができます。
なんでもない日も、そんなふうに過ごせたらいいなぁ。
ただひたすらに修行をかさねる日も、そんなふうに過ごせたら・・・。
まだまだ未熟な野々ではありますが、
本年もどうぞよろしくお願い致します。
この一年のあいだ、
応援してくださるみなさまを
・・・ワクワクさせる!!
それだけはお約束します。
さて
本日の京都新聞(別刷元旦号)に、
京都についての想いを綴らせていただきました。
いわゆるエッセイと呼ばれるお仕事はこれが初めてです。
今までだってこの「ののがたり」で自分の想いを書いてみたり、誌面にインタビュー形式でコメントを載せていただいたりはしましたが、自分の書いた文章が不特定多数の人の目にふれ、それによって多少なりともお金をもらってしまったことは、なんだか引き返せない一歩を踏み出してしまったような気がしています。表現をして行く者として、この立場に責任を持たなければと身が引き締まったのと同時に、ひるまず勇気を持って出来る限りの挑戦をして行きたいと思いました。
そして、読売新聞(関西エリア別刷元旦号)
こちらでは「宝塚101周年に向けての想い」を語らせていただきました。
今よりもっと沢山の方に、宝塚の本当の魅力を知っていただけるよう、これからも踏んばって行きたいと思います。
それでは、みなさまにとって実りのある素敵な一年となりますように。
まだまだ寒い日は続きそうですので、くれぐれもお身体大切になさってください。
2015年 元旦
野々すみ花