昨日は、梅田芸術劇場にて
『阪急ゆめまち親子チャリティコンサート』のナビゲーターを務めさせていただきました。
演奏は関西フィルハーモニー管弦楽団の皆様。
指揮は 藤岡幸夫さん。
リハーサルから参加させてもらったのですが
ここに座っていると、オーケストラの凄まじいエネルギーに身体中が身震いしてしまうような、そして情感溢れる音楽に心が刺激され、気がつけば涙が流れてしまっている。そんな感覚でした。
それぞれの楽器から音が鳴っているのだけど、それを演奏している人の心がそのまま音に乗って出て来ているようでした。指揮の藤岡さんが「ここ、もっと歌って!」「ここは誘惑してるところだよね!」などのたった一言で演奏がガラッと変わるのです。心が通じ合う信頼関係がある中でものを創って行ける事は本当に素晴らしいと思いました。
コンサートには沢山の子供達が来てくれました。
大人になって感性が少々鈍って来ている私にだってこんなに感動をいただいちゃったんですから、純粋な子供達はきっと豊かな経験が出来たのではないかなと思います。
沢山のクラシック音楽の演奏に加えて、
デュカス作曲の「魔法使いの弟子」では語りを担当させていただいたりもしました。
曲にどのタイミングで台詞をはめて行くか。とても難しくて仕上げるまでに大層な時間がかかってしまいましたが、本番では 私もひとつの楽器のパートになったつもりで関西フィルの皆様とお客様と一緒にその世界を楽しめて良かったです。
そして、こんな迫力満点のセットを使った曲も!
チャイコフスキー作曲「1812年」
大砲!!ドッカーン!!
フランスのナポレオン軍がロシアへ攻め込んだ戦争で、モスクワでの戦いとロシア軍大勝利を描いた曲です。
大砲の横で威張って指揮をとっているロシア軍の将軍は・・・
はい。・・・野々でした(笑)
前回のコンサートに引き続きナビゲートをさせていただきましたが、こうして微力ながら、というより無力ながらも、舞台と客席をつなぐ架け橋のようなお役を務められたこと。
幸せに思います。
そして、指揮者の藤岡さんには大切なことを沢山教えていただきました。
お仕事に向かわれる姿勢には、胸を打たれました。
私も自分の出来ることを極めて行きたいと思います。
なんだか私、オーケストラにハマってしまったようであります。
見えないものに心が満たされる感覚。大事にしたいです。
さてさて、本日22日(日曜日)
11:00〜11:54
NHK『とっておきサンデー』
見ていただけたら嬉しいです。
生!放!送!
sumika